こんにちは。訪問美容師のmakikoです。
このブログは
- これから訪問美容を始めようと思っている方
- 訪問美容になんとなく興味がある方
- すでに訪問美容を開業したけど悩んでいる方
そんな方のために
訪問美容歴20年・美容師歴35年で現役で東京の江戸川区、葛飾区、江東区、千葉県の市川市、浦安市、松戸市を中心に訪問美容サービスを展開している私がリアルな訪問美容に関する情報を発信しています。
歳を取ると、身体活動を支える「運動機能」に加え感覚機能も全般的に低下します。
今回は高齢者の目(視覚)、耳(聴覚)、体(皮膚)の感覚機能について3つのポイントにまとめてご紹介していきます。
訪問理美容をこれから始めたい、または訪問美容に興味がある方は、高齢者の感覚機能についての特徴をきちんと理解しておくことが大切です。
事故を防ぐためにも今回の内容を頭の片隅に入れておいてください❤︎
高齢者の目(視覚)について
高齢者の視力障害の特徴として、「見えにくさ」と「視界の狭さ」が挙げられます。
目が見え難いと訴えるお客様は多いです。
お客様とお話しする際や髪型チェック時などこちらから視界に入ってあげるよう、正面に顔や鏡をもっていくよう心がけます。
また眼鏡をお預かりすることも多いので、取り扱いには注意が必要です。
高齢者の耳(聴覚)について
歳をとると、耳が遠くなります。
音は何とか聞こえていても、耳鳴りがして聞こえにくくなっていることもあります。
聞こえないからと耳元で急に大きな声を出すとビックリすることもあるので、お客様に合わせて徐々に調整が必要です。
ゆっくりと顔を近づけ、やや大きめの低い声で話すと良いでしょう。
また、補聴器の有無は確認しましょう。
精密機械で高価なので取り扱いには細心の注意が必要です。
高齢者の体(皮膚)について
歳を取ると皮膚表面の感覚が低下しますが、その感覚の低下を本人が自覚していないことが多く、異変を感じないうちに
事故になってしまうケースがあります。
私達は薬剤や整髪料を使用するので先ずお客様の頭皮、顔まわり、首まわりの状態を必ず確認します。
パーマやカラー時は自分で判断せず看護師さんや職員さんに状態を確認してもらい無理をせず状態によっては断る勇気も持ちましょう。
まとめ
今回は訪問美容を始める上で知っておきたい高齢者の感覚機能について3つのポイントをご紹介しました☆
こういった知識を取り入れ、さらに経験を積んでいくことで事故の確率はぐんと下がっていきます。
今後も訪問美容に興味がある人に向けた情報を配信していきます。