こんにちは。訪問美容師のmakikoです。
このブログは
- これから訪問美容を始めようと思っている方
- 訪問美容になんとなく興味がある方
- すでに訪問美容を開業したけど悩んでいる方
そんな方のために
訪問美容歴20年・美容師歴35年で現役で東京の江戸川区、葛飾区、江東区、千葉県の市川市、浦安市、松戸市を中心に訪問美容サービスを展開している私がリアルな訪問美容に関する情報を発信しています。
個人で訪問美容を開業後、営業をして仕事獲得したら次はお客様との関係性づくりが重要になってきます。
せっかく獲得したデモの機会などでお客様に信頼され、継続した仕事を受注できるようにしましょう。
お客様との関係性が長期的に作れるのも大手にはない個人で開業する訪問美容師の強みだと思います。
なので今回はご高齢のお客様とのコミュニケーションについて、現役で訪問美容の現場に身を置く私なりに考えた内容をご紹介します♪
ポイント① カタカナ語に注意する
神経質になりすぎる必要はないですが、こちらが当たり前に使用している言葉が全て通じるという前提でお話をするのは要注意です。不必要なカタカタ語の使用は避けるのがベターだと思います。
言い換え例
- 「ブローしますね」→「乾かしますね」
- 「オーダーいただきました」→「ご予約いただきました」「頼まれました」
- 「カラー入れますね」→「お色入れますね」
- スマホ→携帯電話
サロンでは当たり前に通じる言葉も訪問美容の現場では念の為伝わりやすいような言葉に変換できる余裕を持つといいですね♪
ポイント② 大きな声を最初から出さない
補聴器を入れていると、私たちが思っているよりしっかりと聞こえていることがあります。
補聴器が入っている=耳が聞こえない→耳元で大きな声で話すということではなく、最初は普段の声量で話し聞こえなければ声量をあげていきましょう。
背後から突然話しかけない
施術するときは背後にいることが多い美容師ですが、施術前/中にいきなりこれをやるとびっくりさせてしまうことも…。
特に認知症などをお持ちの方はこういった行動が引き金になり不機嫌になってしまうこともあります。
まずは正面から、目線を合わせて話しかけましょう◎
高く速いトーンは聞きづらい
歳を取るとモスキートーンが聞こえなくなる原理通り、高齢の方にとって高くて早いトーンは非常に理解しづらいです…。
特に施術内容など大事なことを伝える時は、落ち着いたトーンで面と向かってゆっくりと話しましょう。
まとめ
今回は訪問美容でのお客様との話し方について注意したいポイントをご紹介しました☆
少し考えすぎなくらいが親切心があって気持ちのいい接客となり、こういった細かい部分を施設のスタッフさんはよく見ています。
今回の内容を頭の片隅に入れていただき実際のコミュニケーションに役立ててください!
今回は話すということにフォーカスしましたが、併せて高齢者の感覚機能にて紹介した記事も参考にしてみてください♪
