こんにちは。訪問美容師のmakikoです。
このブログは
- これから訪問美容を始めようと思っている方
- 訪問美容になんとなく興味がある方
- すでに訪問美容を開業したけど悩んでいる方
そんな方のために
訪問美容歴20年・美容師歴35年で現役で東京の江戸川区、葛飾区、江東区、千葉県の市川市、浦安市、松戸市を中心に訪問美容サービスを展開している私がリアルな訪問美容に関する情報を発信しています。
高齢の方をお客様とすることが多い訪問美容ですが、ほとんどの方が「介護保険」に加入しています。
この保険によって、加入者は日常生活動作(食事・排泄・入浴・掃除)手段的日常生活動作(買い物・金銭管理・内服薬管理・電話利用)ができるかどうかで7段階にレベル分けされます。
そのレベルによって周囲の人はどういった対応が求められるか変わってきます。
また、訪問美容業界と介護業界は切っても切れないつながりがあります。介護施設や業界では今回紹介するワードが当たり前のように使用されています。施設や業界の人とコミュニケーションを取るためにもあらかじめ今回の内容を頭に入れておきましょう!
介護レベル
まずは介護レベルを一覧でご紹介します。
それぞれ数字が上に行くにつれて介護度が高くなっていきます。
- 要支援1:
基本的な日常生活は一人で可能。
一部の手段的動作で見守りや介助が必要。 - 要支援2:
要支援1+歩行状態が不安定。 - 要介護1:
手段的動作のどれか1つで、毎日介助が必要。 - 要支援2:
日常生活や手段的動作のどれか一部で、毎日介助が必要。認知症の症状がある場合も。 - 要介護3:
歩行に杖・歩行器や車いすを利用。 - 要介護4:
移動に車いすが必要。常時介護なしでは、日常生活が不可能。 - 要介護5:
ほとんど寝たきりの状態で、意思伝達が困難。
訪問美容への応用①
ただ、純粋に上記の介護レベルで全て判断するのも危険です。例えば要支援2程度のお客様だと身体的には元気に見えます。
ただ認知機能が低下していると、難しい施術になることもあります。
介護レベルだけで判断するのではなく、その都度ご本人やお家族に様子を伺うようにしましょう◎
訪問美容への応用②
訪問美容の経験で思うのは、介護レベルはその日の身体の調子、お薬や気候、時間帯などで日々変わるということです。
審査時は頑張りいつもと違った様子を見せたり、容態が数ヶ月で一気に変化することも…
一概に介護度だけで判断するのは危険なので、レベル分けを参考にしつつ、当日の様子を伺いましょう◎
まとめ
今回は介護レベルについてのお話でした。
ご親族などの介護がない限り日常会話ではなかなか触れないトピックですが、訪問美容師としては抑えておきたい知識です◎
今後も訪問美容に興味がある方に向けて情報を発信していきます♪