こんにちは。訪問美容師のmakikoです。
このブログは
- これから訪問美容を始めようと思っている方
- 訪問美容になんとなく興味がある方
- すでに訪問美容を開業したけど悩んでいる方
そんな方のために
訪問美容歴20年・美容師歴35年で現役で東京の江戸川区、葛飾区、江東区、千葉県の市川市、浦安市、松戸市を中心に訪問美容サービスを展開している私がリアルな訪問美容に関する情報を発信しています。
個人で開業し、訪問美容サービスを提供するとなると、サロンワークの時とくれべて、個人事業主ということからも「責任の重さ」が増します。
訪問美容では、個人事業主になると施設やケアマネさんから直接ご指摘を頂くことも。
できれば避けれるようなご指摘は避けたいところです。
なので今回は、私がこれまでいただいたご指摘で、施設側の言い分として一貫性があるもので、かつ通常の美容室での経験しかない方が指摘されやすいようなものをご紹介してみます。
開業後のヒントにしてみてください♪
要望と結果が異なる
特に多いのはショートカットの時。
訪問美容ではオーダーの9割がショートカットですが、人によってショートの意味が異なるので、『耳が出る』なのか『耳たぶが見えるのか』『耳がかぶるのか』など、きちんと言語化したカウンセリングが重要です。
お客様、お客様のご家族、施設のスタッフさんの要望を汲み取らないと後々のクレームつながります。
最初のうちは必要以上にしつこく確認するくらいで良いと思います。
確認し過ぎて怒られることはありません。
また迷った時には、切り過ぎないことがクレームを予防する技の一つです。
切りすぎなければ後から切ることは簡単ですが、一度切ってしまった髪を伸ばすことはできませんからね!
ご本人とご家族の要望のずれ
上述したように、高齢者施設で1人のお客様をカットする時は、3人の意見があると私は考えています。
お客様ご本人、そしてご家族様、それと実際現場の職員さん。
ご本人にはご本人の好みやこだわりがあり、ご家族には例えばお母さんを想う娘さんからすれば綺麗なお母さんのイメージがあり、施設で働くスタッフさんからすれば髪を乾かす際に楽なショートがいいなど、三者三様の要望があります。
3者が満足するカットをする様に心がければクレームをいただくこともないと思います。
まとめ
今回は訪問美容開業後に指摘されやすいクレームにご紹介しました。
美容室で働いているとなかなかご指摘いただかないクレームですので、今回の内容を頭の中に入れておいていただけると安心です◎
下記の記事では訪問美容でのありがちなミスについてもご紹介しています。今回の記事と併せてご参考ください♪
