こんにちは。訪問美容師のmakikoです。
このブログは
- これから訪問美容を始めようと思っている方
- 訪問美容になんとなく興味がある方
- すでに訪問美容を開業したけど悩んでいる方
そんな方のために
訪問美容歴20年・美容師歴35年で現役で東京の江戸川区、葛飾区、江東区、千葉県の市川市、浦安市、松戸市を中心に訪問美容サービスを展開している私がリアルな訪問美容に関する情報を発信しています。
これから訪問美容サービスを展開していきたいと思っている方で、今までは美容室勤務をしていた方であれば、契約書をはじめとする書類作成なんてしたことがない方がほとんどではないでしょうか。
ただ個人で訪問美容サービスを提供する上で非常に重要なのがこの契約書です。
訪問美容の現場では注意していてもトラブルは起きてしまいます。ご高齢の方を相手にする仕事柄、ヒヤッとする場面に遭遇することはよくあります。
そのためこの契約書の重要な役割は、何か起きた時に自分を守るということです。
今回の記事では、『契約書で確認すべきこと』についてご紹介します。
①施術の価格帯
まずきちんと契約書に明示しておきたいのは、カット/パーマ/カラーの価格帯です。
営業時に同業者さんや地域の相場を調べ、値段を設定するはずなので、双方が合意した値段を記載しましょう◎
ただ、施設ごとに価格の設定は変わると思いますので、毎回金額の欄を修正するのが手間だと感じる方は、金額設定について契約書内に取り入れるのかご自身にてご判断いただければと思います。
②料金の支払いについて
- 事前支払い/当日支払い/後日支払い どのパターンなのか
- 施設から一括でいただくか/お客様から直接いただくか
- 現金または銀行口座振り込みのどちらか
- 領収書の有無
- 口座振り込みの場合は手数料の確認
- 税込価格の記載
金銭トラブルは信頼を下げてしまう大きな要因です。せっかく素敵なカットを提供したのに最後の支払い関連で信頼を下げてしまうのは勿体無いですよね。
上記についてはきちんと明示しておきましょう。
訪問日について
- 訪問日(固定の場合)
- 訪問頻度
- 訪問依頼時のルール
- ○日前までのオーダーなら対応できるか
- キャンセル時は料金が発生するか否か
④その他
- 施術に必要な道具について施設に借りるものと自分で用意するものの区別
- 感染症対策について
- 清掃について
- 施術後のゴミは自分で持ち帰るのか否か
- 更新/契約を終了する際の手順(いつまでに申し出るかなど)
まとめ
今回は訪問美容の契約書についてでした。
たくさんありますが、契約を結ぶ際に最も大切なステップなので、ぜひ確認しておいてください。
インスタグラムからお問合せいただいたお客様に公式LIN Eにて私が実際に使用している契約書雛形を大公開しています。
気になる方はチェックしてみてください♪
また他の記事では契約書以外に訪問美容で必要な書類についてご紹介しています。併せてご参考ください。
