こんにちは。訪問美容師のmakikoです。
このブログは
- これから訪問美容を始めようと思っている方
- 訪問美容になんとなく興味がある方
- すでに訪問美容を開業したけど悩んでいる方
そんな方のために
訪問美容歴20年・美容師歴35年で現役で東京の江戸川区、葛飾区、江東区、千葉県の市川市、浦安市、松戸市を中心に訪問美容サービスを展開している私がリアルな訪問美容に関する情報を発信しています。
訪問美容を個人で開業して始めていきたい!
でも仕事の取り方ってどうすればいいの?
実際にどうやって契約を結ぶかわからない!と言うことで、今回は、個人の訪問美容師が営業未経験でも介護施設との契約を獲得する方法についてご紹介します。
これまで美容室などで勤務していた経験しかないと営業なんて初めてですよね!
でも大丈夫です。
私もそうでした。
実際に私も訪問美容師として開業してから何十件もの営業をかけては断られ続けてきました。
ただそんな中で私なりに学んだ訪問美容の契約獲得に『絶対必要なステップ』を今回の記事ではご紹介しますので心配する必要はありません♫
今回の内容を学んだ上で自分なりの営業スタイルを確立していってください。
介護施設への連絡の手段
以前は直接施設さんに訪問し、パンフレット等を対面で受け取って貰うこともありました。
ただ昨今は新型コロナなどを含む感染対策の為、いきなり訪問されることを施設側は嫌います。
メッセージや電話などでまずは連絡を取り、可能であればパンフレットを渡しにいくのか、FAXやデータでチラシを送るのか、この後紹介する初回のデモまでどのように繋げるかが鍵となります。
個人の訪問美容師が介護施設の仕事を獲得する具体的なステップ
それでは個人の訪問美容師が介護施設の仕事を獲得する具体的なステップについてご紹介していきます。
下記が具体的なステップになります。
まず電話でも対面でもコンタクトが取れたら自己紹介、自分の経歴をアピールし、要件を伝えましょう。
この際に情報がまとまっているチラシなどを用意しておくと安心です。
施設側の担当者様はあなたからの情報をすぐに忘れてしまいますし、あなたのことを社内で共有しようと思ったときにチラシがあるとそのチラシが先方の社内で1人歩きしてくれます。
介護施設は既に大手の訪問美容会社と契約していることがほとんどでしょう。
その中で個人の訪問美容師が隙を見つけるためにヒアリングしましょう◎
下記に簡単にヒアリング項目を挙げておきます。
ヒアリング【質問リスト】
- 他社さんが入っていてお困りのことや改善点
- 契約している他社の訪問美容サービスの価格帯
- お客様に対する既存業者の対応、言葉遣いや誘導時の対応、全員同じ髪型に統一されていないかなど…)
- 介護施設内のお客様からの不満はあるかどうか
- パーマ/カラーの対応はあるかどうか
- 出張料の有無
ヒアリングが完了したら、個人の訪問美容師としての強みを全面に出して、他社より良い価格やプラスαのメニューをアピールして、自分を売り込みます。
ここで既存の介護美容業者といかに差を出せるかが、契約締結できるかどうかを大きく決定します。
下記に差別化できるような項目を挙げてみました。
【差別化リスト】
- 『一人もしくは少人数で対応するため、訪問予定日以外の日程も柔軟に対応できます!』
- 『人数制限なく、一人二人でも伺います!』
- 『出張料はいただきません!』
介護施設への訪問美容サービスでは、月毎に訪問日が決まっていることが主流。
急な入居や入退院で規定の訪問予定日に対応できなかったお客さんに個別で対応できると効果的です。
また大手は出張料を請求するので、このコストを頂かないというのは施設側にも大きなメリットです。
何か一つでいいので大手にはない強み・メリットを打ち出しましょう。
現状契約している業者との差別化をアピールし、一度デモにお伺いさせてもらいましょう。
まずは無料デモにてあなたの仕事ぶりを発揮し、信頼を得ましょう。
この際にポイントとしてはいい仕事をするのはもちろんですが、介護施設側のキーマンとなる担当者と関係を作ることを考えましょう。
せっかく介護施設内に入ることができたので、ただ仕事をするだけではなく、いかにあなたの人間性を伝えられるかが勝負です。
例えば大手の介護美容サービスでは毎回担当者が別の人かもしれません。
介護施設の担当者に「毎回この人が来るなら安心だわ」と思ってもらえたらもう契約獲得はすぐそこです。
また、デモのアポイントが取れなくても、パンフレットだけは送らせてもらいましょう◎
先述した差別化ポイントなどをまとめて送れば、返事が来る可能性は大いにあります!
無料デモにて技術を見ていただいた上で、再度値段やメニューの交渉をしましょう。
ここでも他者の訪問美容サービスとは違ったポイント・強みを強調できると良いです◎
私が訪問美容師を始めた頃の話
美容室勤務の経験しかなかった私も、訪問美容の開業をしてすぐの頃は、何十件もアポイントをしては断られ続けました。
そんな私のアドバイスとしては、ダメだった経験は練習台として、諦めずに数をこなすことです。
他者との差別化ができていれば、契約を拾ってくれる施設さんは絶対に出てきます◎
100円安いだけでもいいんです。
いくつかあるアポイントの手法にて介護施設の担当者さんとどうにかつながり、そのつながりの線を少しずつ太くしていきましょう。
最初は柔軟に対応して、便利に使われるやり方もありだと思います。
大手のサービスにはないあなたなりの仕事ぶりを発揮していれば少しずつ仕事を渡してくれるようになります。
今回は個人の訪問美容師が介護施設の契約を獲得する手法について紹介しました。
在宅の仕事の獲得方法については下記の記事で紹介しています。こちらも併せてチェックしてみてください。
