こんにちは。訪問美容師のmakikoです。
このブログは
- これから訪問美容を始めようと思っている方
- 訪問美容になんとなく興味がある方
- すでに訪問美容を開業したけど悩んでいる方
そんな方のために
訪問美容歴20年・美容師歴35年で現役で東京の江戸川区、葛飾区、江東区、千葉県の市川市、浦安市、松戸市を中心に訪問美容サービスを展開している私がリアルな訪問美容に関する情報を発信しています。
訪問美容師として個人で開業するには勉強することや心得るべきことがたくさんあります。
ただ、”髪を切る”という技術的なことに目を向ければサロンで働くような美容師さんとカットの手法はそこまで変わりません。
ただ、唯一訪問美容師として習得しなければいけない技術があるとすれば、それはベッドカットです。
このベッドカットが自信を持ってできるかによって、あなたは自信を持って訪問美容師を名乗ることができ、ベッドカットの技術が向上すればするほどお客様から信頼されます。
今回はベッドカットを習得する上で、見落としがちな大切なポイントに絞ってご紹介します。
寝たきりのお客様の扱い方
寝たきりのお客様は身体が硬くなっている方が多く、突然身体を動かすと痛みを訴える可能性があります。
どこを触ると痛みが起こるのか施術前に必ず確認をすることが重要です。
訪問美容を開業する上で予め知っておきたい高齢者の運動機能の特徴についてまとめた記事も作成しておりますので併せてご確認ください♪

また、オーダー表にベッドカットの際の注意事項の記載欄を設けておき、かつ事前にご家族やケアマネさんと電話にてお話しできておくと安心です。
身体の状態以外にもお客様それぞれ注意点を事前に確認しておくと思わぬトラブルを防ぎかつスムーズな施術を提供することができます。
ベッド周りの器具には要注意
ベッド周りに医療器具(酸素吸入器や尿道カテーテル)があることがあります。
この場合コンセントや器具に自分の足が引っかかり抜けてしまったりすると大きな事故につながります。
布団に隠れていて配線に気づかない場合もあります。移動には細心の注意を払いましょう。
お宅に到着してカットを始める前の準備段階で一度ベッド周りの環境を整理して配線を確認することを習慣化することが事故を防ぐポイントです!
訪問美容でトラブルやクレームを防ぐには先手先手の準備と確認が重要です!
在宅訪問時に確認したいチェック項目についてはこちらの記事でまとめていますので併せて読んでみてください♪

ベッドは汚さないように!
当たり前のことですがとても重要です。襟元、枕、シーツにカットした毛が残らないようにしましょう。
カットの仕上がりと同等に大切なポイントです。帰宅後にご家族やケアマネさんがベッドの状態を確認した時ベッドが汚れていれば再度オーダーが入ることはありません。
逆に訪問前より綺麗な状態で帰るくらいの気持ちで仕事をすると信頼UPにつながります。
特に怖いのが、寝たきりの方は自分で痒いところに手が届かず皮膚も敏感になっています。汚れが原因で皮膚トラブルなんてことにならないよう、カット後も快適に過ごしていただくためにベッドは綺麗にして帰りましょう。
相談会実施中
訪問美容について情報を発信を始めてからありがたいことに多くの方から様々なお問合せいただいております。
特に多いお問合せ内容は営業やベッドカットについて。ただテキストではご回答に限界があるため、お問合せいただいた方を中心に講習会&相談会を開催しております。
特にベッドカットについては投稿では説明できないような技術的な内容をお伝えしています。
加えて営業についての座学等を盛り込んだ相談会となっております。
相談会では同じような境遇の方とも交流いただけると好評です。ぜひご興味がある方は公式LINEからお問合せください♪
まとめ
今回は訪問美容師としての必須技術であるベッドカットについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。もっと踏み込んだ内容に興味がる方は公式LINEにて相談会やベッドカット講習動画についてお問合せください❤︎